2012年:台湾、茨城県大洗
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はじめに
今年の医局旅行は、海外(台湾)組と国内組(大洗)(鹿島)の3組に分かれての研修を行いました。
いつもは、3医院のすべてのパートナーとのチームワークを目的のひとつとして一年に一度みんなで旅行に行っていますが、今回は初めての試みで、各医院のスタッフを3つの行き先に分けてみました。
共通テーマは「社会貢献」
台湾では、恒例のクリーンアップと中国茶のセミナー参加
大洗では、東日本大震災被災一年後の現状把握ならびにクリーンアップ
鹿島では、日本盲導犬ユーザーの全国大会のお手伝いのボランティア参加
行先は違いますが、それぞれ訪れた場所で博心会のメンバーが、何をしてどのような想いを感じ、何を学び自己成長をしたのかを是非お読み下さい。
博心会研修旅行実行委員会 鈴木 博士
===================台湾===================
今回も主治医の許可を得て、研修旅行に同行させていただきました。
年齢が年齢なので、研修は皆にまかせて台湾を楽しませてもらうつもりで参加しました。
台湾を訪れるのは私にとって三回目になります。
過去二回は亡くなってから九年になる妻との旅でした。
その時の旅の思い出を少々。
一回目は平成10年3月、台北・台中・高雄・花蓮を四泊五日で巡る旅で、日本語の堪能な現地ガイドに案内されての楽しい旅でした。
三泊目の高雄で70歳前後の高砂族数人と出会い流暢な日本語で「大東亜戦争中は日本の教育を受け、戦争にも参加し手柄もたてました。日本の中高年の方に出逢うと本当に楽しいです。」と、ホテルのロビーで軍隊経験のある私と長時間談合し、旅行の楽しみが倍加したのを昨日のように思い出します。
この時は台北のみに滞在し、博物館が好きな妻と充分に時間をかけて、中国三千年の歴史、蒋介石の偉業を心行くまで堪能しました。
今思うとその旅行が妻と二人だけで出かけた最後の海外旅行になってしまいました。
今回の旅行も偶然にも今までと同じ3月でした。
残念ながら天候には恵まれず、時折雨が止むような旅行でしたが、同行した博心会の面々が明るく楽しく振舞ってくれたおかげで、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
十一年前に訪れた故宮博物館を今回も見学しましたが、以前とは展示配置もがらりと変わり、とても混んでいたこともあり、迷子になってはと、ガイドさんと若いスタッフのスピードに合わせて人ごみをかき分けるように歩き回った為に出口を出る頃には足が棒のようになり、普段の運動不足を痛感しました。
台北の街も随分様変わりし、高いシンボルタワーが建ち人々の活気のあふれる生活を見聞し台湾が中国と合併しない意気込みを感じました。
前回同様今回も博心会のスタッフみんなのおかげで、無事に楽しい旅行が出来とても感謝しております。日々の運動と健康に留意してまた機会があれば旅行に参加出来ればと思います。
鈴木 義久(会長)
今回の研修旅行は台北ということで、初めて行く台北を楽しみにしていました。
台北と言えば“おいしい食べ物とおいしいお茶”というイメージがあったので、“食を楽しもう”と“おいしいお茶を堪能しよう”というのが私の中のテーマでした。
台北1日目の夕食からすごい豪華な中華のコース料理!!
ホテルに着くと、そのホテルの豪華さと綺麗さにびっくり!!
外観もとても綺麗でしたが、部屋の中も広くて綺麗で豪華なホテルでした。
今まで宿泊したホテルの中で、1・2位を争う位の豪華なホテルでした。
台北観光では、千と千尋の神隠しの舞台と言われている九份で買い物をしました。
レトロな街並みで、お土産屋さんなどが建ち並んでいて、多くの観光客でにぎわっていました。
国立故宮博物院では有名な翠玉白菜の彫刻を見たり、宮廷の生活を反映した資料や典制文物、宗教関係の文物、絵画、陶器など2000点以上の文物・資料が展示されており、すべての展示物は見れませんでしたがとても見ごたえのある物ばかりでした。
中正紀念堂は25万平方メートルもの広大な敷地で、高さ30メートルの巨大な正門はすごい迫力がありました。
蒋介石の哀悼の意を表す紀念堂ということで蒋介石の超巨大な銅像があり、銅像もまた迫力がありました。
中正紀念堂で1時間毎に行われている衛兵交代の儀式も見ることができました。
衛兵が足並み揃えて行進していく姿は、全員動きがぴったり合っていてすごくきれいでした。
静寂の中、足音と銃を叩きつける音だけが響いていて、それも迫力のある光景でした。
台北での食事は、有名な小籠包のお店の“ディンタイフォン”で点心をたらふく食べたり、コース料理を堪能したりとおいしい物をずっと食べ続けていて、常にお腹いっぱいの状態!!
観光もたくさんでき、エステも受けられて、おいしいお茶もたくさん飲み、おいしい料理もたらふく食べ、豪華なホテルにも宿泊でき、とても大満足な台北研修旅行でした。
宮崎和美
私にとって今回の旅は『発見の旅』でした。
今回の旅行は過去最少の9人での旅行で、初め寂しい旅行になるのではと思っていました。
しかし、ふたを開けてみると意外や意外、人数が少なかったおかげ(?)で普段話す機会がなかった人を含め全員と話が出来て凄く楽しい時間が過ごせました。
そして、今まで相手に持っていたイメージが変わりました。
人は誰でも、まず外見で相手を判断しがちですが、いざ話してみると相手の良さや個性に気づけるものだと思い、会話の大切さを再認識しました。
今回の旅行に限らず、私は海外に行く度に会話で苦労をし、言葉が通じることの素晴らしさを実感します。
普段当たり前に理解して話していること、読んでいることは凄い事であり自分に安心を与えてくれるものだと思います。
滞在中、色々な場所を見学し台湾の文化に触れました。台湾は私の中では中国に近い気がしました。
仏教徒が多く熱心にお祈りする姿、伝統的な茶法を大切にする心、統制のとれた衛兵交代などが私の心の中で凄く印象に残りました。
異文化に触れる度に、今は復興をしなくてはならない場所を含めて日本には日本しかない素敵な場所や文化、人が人を想う温かい心があるとあらためて感じ、守っていかなければならないと思います。
本当に短い旅行でしたが、今回の旅行を通じて色々な事を感じ、発見できました。
旅行は楽しむものであり、忙しい自分を忘れて本当の
自分と向き合えるものだと思います。
今回この旅行に参加出来て本当に良かったです。
来年も行けるように私は私なりに頑張り、みんなで博心会のことを支えていけたら嬉しいです。
鈴木 冴沙
今年の研修旅行は3月11日~3月14日の3泊4日で台湾に行きました。
1日目は、お茶屋さん?→占い横町→お寺を
まわりました。
台湾のお茶は日本のお茶と違うそうです。焙煎の仕方で味が違ったりするみたいで、お店のオバ(ア?)ちゃんが
説明しながら入れてくれたお茶は
すごくおいしかったです。
占い横町では、顔のうぶ毛取りをやりました。歯と指を使ってうぶ毛を取ります。
チクチク痛かったです。1番気になったのが、やってくれたオバちゃんの歯が全然なかった事です。台湾の人はあまり歯医者にいかないのかな~?と思いました。
2日目は、九份→故宮博物院→衛兵交代→茶道講座と台湾の有名な観光地をまわりました。
九份は「千と千尋の神隠し」のモデルとなった町として有名な所なので日本人が沢山いました。お土産などのお店も沢山あって楽しかったです。
3日目は、自由行動だったので、飯塚さんと「台北101」と「マッサージ」に行きました。台北101は出来たばかりなのかすごくキレイでした。
周辺にもいろいろ買い物ができる所が沢山あり、想像していたより所より都会でした。
マッサージはガイドさんおススメの日本語の通じるお店に行きました。
志村けんのお店なのか、お店の前に志村けんのパネルがあったり、バカ殿のTシャツを着た店員さんがいました。
マッサージは全身と足裏をやりました。体を蒸しタオルであっためてからマッサージをします。足裏はすごく痛くて痛みに耐えるのに必死でした。
けど、終わった後、足がすごくラクになったのでさすがだな~と思いました。
4日目は、帰りです。あっとゆーまの3泊4日でしたが、いろんな観光地に行けて、ホテルもキレイで、ご飯もおいしくて、充実した旅行でした。
野口 文
今回の台湾旅行は自分にとっても初めての場所でもあり、3月いっぱいで博心会を退職するという立場でもあったので、いろいろな事を考えながら旅行に臨みました。
行きの飛行機は気流の乱れからか、揺れる揺れる!!
もう気分は悪くずっと寝ていました。
到着後、台湾は日本と似ていて建物やお店そして人も日本と間違えるくらいでした。
そのバスの運ちゃんがすごい飛ばすので、そのバスも揺れる揺れる!! みんな驚いていました。
1日目はお寺巡りとバスの繰り返しで疲れ過ぎて記憶があいまいです。
2日目はいろんな場所を回り、「千と千尋の神隠し」のモデルになった場所にも行けました。また、ディタイフォンという小龍包の有名店にも行きました。とても美味しかったです。台湾は料理が非常に美味しく量もガッツリありました。
3日目は自由行動で、頭皮マッサージ、足つぼ、全身マッサージ、足裏角質除去などいろいろやりました。やりすぎて逆に筋肉痛になってしまいました。でも、足つぼは術者がとても上手でそんなに痛くなくリラックスしてできました。
今回の旅行を終えて、台湾は本当に観光旅行をしたな~と実感しました。皆さんも台湾に行くならリージェント台北ホテルに泊まってみてはいかがですか?
また行ける機会があったら是非博心会のみんなで行けたらいいなと思っています。
落合 優
私の中で 台湾=暑い!! というイメージで台湾にGo!!(ガイドブックの影響○大)空港について外に出たら気温は日本とほとんど変わらず・・・。逆に雨が降っていたので日本より寒かった気がします。
台湾に行ったら「故宮博物館」には行ってみて下さい。変わった石や繊細な展示物を観ることが出来ます。冷静に考えてみるとオリーブの種にわざわざこんなに細かい彫刻をしなくてもいいと思ってしまいますが、それこそが芸術という物なのでしょう。(笑)
今回の台湾旅行で私にとって印象深かったことといえば、エステと食でした。
エステにはチーフの宮崎さんと鈴木冴沙さんと3人で行き、フェイシャルマッサージを受けました。
場所が良く分からなかったので、ホテルからタクシーを使い向かったのですが、なんとエステのお店はホテルから徒歩3分程度の所にありました。(リッチな気分を味わいたいと思われたのか、はたまたお金持ちと思われたのか、タクシーの運転手さん近くなら近くと言ってくれ~!!)
歩いてくれば良かったと思いながらマッサージStart!! 50分位のコースだったと思うのですが、肩の方までマッサージしてくれて、顔の毛穴の汚れもクリアに☆私的には大満足でした。
台湾と言えば“食”も有名です。今回私が食べた中で印象的だったのは「肉を使わない料理」です。私は皿うどんのような料理を頼んだのですが、その中に肉団子風の物が!? 食べてみても一体それが何なのか分かりませんでしたが、後から分かったのですが、どうもそれは「きのこ」だったようです。健康的で良かったのですが、味は少し独創的で人によって
好みが分かれる料理だったと思います。
今回の旅行では、チーフの宮崎さんと一緒に行動する事が多かったのですが、普段仕事では見られない宮崎さんの一面が見れて良かったです。
少しずつですが、いろいろなスタッフとこういう機会が持てるといいなと思いました。
鈴木 彩花
1度も行った事のない国だったので、どんな観光スポットがあるのか、どんな食べ物があるのか楽しみでした。
お昼すぎに台湾に着き、ウーロン茶が有名な国ということでお茶屋さんに行きました。ウーロン茶でも、色んな味や香りがあり、何種類ものウーロン茶を試飲させて頂きました。
そのあと、占い横丁に行きました。
そこで占いはしてもらわなかったけど、糸で顔のうぶ毛取りをしてもらいました。
これも、前から気になっていたのでやってもらって満足でした。
そのままバスでいくつかのお寺に行きました。
日本とはまた違ったお寺で、現地の人は、お祈りの習慣があることを知りました。
2日目は、「千と千尋の神隠し」で有名な九份に行きました。
19世紀末から第二次世界大戦後までは金鉱の街として栄え、「小香港」と例えられるほどの賑わいだったそうです。細い道になっていて、左右にはおみやげ屋さんやブティック、飲食店など不規則にズラリと並んだアーケード街になっていました。
3日目の自由行動は、台北101に行きました。
想像していたより、台北は都会で驚きました。
高さ509.2メートルで、地上101階、地下5階からなり、名前の由来はここからきているそうです。中には、免税店などのお店がたくさん入っていました。
お客さんは、日本人や中国人ばかりでした。
夜は、志村けんのお店にマッサージにいきました。
120分のコースで、首、肩、腰とリンパマッサージしてもらいながら、足裏マッサージもしてもらいました。日本よりも安く、ここも日本人ばかりでした。なので、勧誘したり、説明する人はみんな日本語が上手で感心しました。
お土産には、パイナップルケーキと何種類ものウーロン茶を買って帰りました。
台湾は比較的日本と似ていて、日本語が思ったよりも通じて観光しやすい国でした。
飯塚 名津美
3月11日から3泊4日の台北への研修旅行に行って参りました。
今回の海外研修旅行は博心会全体としては参加人数も少なく寂しさもありましたが、逆に一致団結して旅行に臨めたと思います。
私自身パレットデンタルクリニックの院長としては2回目の研修旅行となりましたが、台湾へは行った事はありませんでした。
台湾についての予備知識はほとんど無く、中国と比較して民主的で親日的な国くらいのイメージしか持っていませんでした。
しかし、研修旅行に行くに際して歴史について調べてみると、オランダや日本や中国と種々な国々の植民統治時代があった事や第二次世界大戦後も激動の時代を経て、現在の民主化につながっている事に驚きました。
しかも、民主化の柱である台湾初の統治民選が実施されたのが最近である1996年という事に再度驚かされました。
それと同時に隣国である台湾について何も知らなかった無知である自分が恥ずかしくなりました。
実際台湾に入国してみると、過去の壮絶な歴史を全く感じさせない雰囲気であり、現地の人々が日本語が上手で、その上親切な事がとても嬉しく有難かったです。
今回の研修旅行は天候のせいもあり観光がメインになりましたが、その中でも一番印象に残っているのは台湾烏龍茶の勉強ツアーでした。
色々な種類の烏龍茶を試飲して、違いを楽しんだり、緑茶と烏龍茶と紅茶の違いを教えて貰ったりしました。
その中で私が「なるほど!!」と感じた事を少し記してみたいと思います。
それは、緑茶・烏龍茶・紅茶の茶葉は元々はどれも同じで、その違いは何かと言うと“発酵度”だと言う事です。
私は緑茶が好きで、水分はたいてい緑茶で摂取している感じなのですが、全く知りませんでした。
つまり、不発酵なものを緑茶、半発酵なものを烏龍茶、そして全発酵のものを紅茶と分類しているのです。
お茶の色の違いは発酵度の違いであり、発酵しているもの程色合いが濃く(黒く)なって行くのですね。
阿里山金萱茶・凍頂烏龍茶・東方美人茶は全て烏龍茶で、台湾の三大銘茶と呼ばれているのですが、これも微妙な発酵度の違いで分類されているようです。
台湾三大銘茶の中で、私個人の好みとしては東方美人茶がかすかにハチミツの後味がして美味しかったです。
おすすめなので、機会があれば是非飲んでみて下さい。
台湾にて烏龍茶を沢山飲んで、みんなと一緒に過ごし気持ちをリフレッシュし、医療従事者として、日々研鑽し患者様に真摯に向き合って行く決意を新たに研修旅行から帰って来ました。
ここまで読んで頂き有難うございました。
杉山 僚
3月11日~14日、三泊四日の日程で台湾に研修旅行に行って来ました。
台湾は11年前に研修旅行を行っているので今度が二度目になります。前回の研修旅行は、計画を立てる段階でたまたま見たテレビの台湾特集の「台湾と言えば“食”美味しい物がたくさん食べられます。」の言葉と台湾大好きタレントの渡辺満里奈のガイドブックを参考に「台湾を食べつくす」をテーマにスケジュールを作りました。
朝はホテルのブッフェスタイルの朝食、昼食と夕食は台湾料理・中華料理・創作料理等のフルコース。
間に台湾スイーツの茶会。
その結果!?それとも一番初めに食べた本場台湾料理のしじみ料理?全員が3日目の朝あたりから食欲がまったくなくなり、どこに行ってもほんの少ししか食べることができなくなりました。
スタッフの中にはホテルで寝込む人も出て、とんでもない旅行になってしまいました。
そして、帰りの飛行機の中で、故宮博物館はしっかり見学したし、もう台湾は来る事がないだろうと誰もが思ったと思います。
では何故?今回台湾?何処へ行くか迷っている時に、
落合先生に「台湾に行ってみたい」と言われ、今回の旅行は海外組と国内組に分かれての行動になるので、あまり遠方には行けないのと、旅行を最後に退職する落合先生の希望ということで意を決して行く事にしました。
博心会の研修旅行は、宿泊するホテルも食事も一流と言われる所(価格だけではなく旅行会社のデータならびに評判をもとに)を旅行会社と相談して選びます。
何故ならば一流と言われるにはそれだけのホスピタリティーを備え、リピートさせるだけの何かを持っていて、その方法を学ぶ為です。
食事の内容に関してはいつも旅行会社にまかせていましたが、前回の旅行の二の舞にならないように今回だけはすべての昼食と夕食のメニューを取り寄せ確認しました。
おかげさまで、今回はたくさんの食事はとりましたが、適量で皆に満足してもらえたと思います。
今回の旅行での研修として、クリーンアップとお茶について学ぶ事をスケジュールに入れておきましたが、クリーンアップは天候が悪く残念ながら行う事ができませんでした。そのかわり、急遽台湾の伝統芸能のひとつ京劇を鑑賞しました。
お茶講座は、普段なにげなく口にする烏龍茶について知識を深め、良いお茶の見分け方、飲み方を習う事を目的としました。
みんな講師の先生の話をメモをとりながら真剣に聞き、美味しいお茶をいただき、講師の先生が日本語が堪能だったことも手伝い、気楽にたくさんの質問をし、有意義な時間を過ごしました。そして、全員が茶道講座の受講証明書を取得する事が出来ました。
私は、今回お茶を習うにあたって、入れ方と素人で も入れやすい茶器を選んでもらいたかったので、単独で別の講義も受講しました。今後何度も練習し、いつの日か上手にお茶が入れられるようになったあかつきには、皆様を「ちょっと一服いかがですか?」とお誘い出来れば良いなと思っています。
前回の台湾研修旅行の時には時間が取れず、観るこ とが出来なかった京劇をホワイトデーのお返しを兼ねてみんなを連れて観てきました。
右の写真のような人形を皆さんもどこかでご覧になった事があるかと思いますが、この人形のようなきらびやかな衣装をまとった役者さん達が、舞台狭しと華麗な立ち回りを見せ、それはそれは圧巻でした。当然ことながら、話している言葉はさっぱりわかり ませんが、日本語の解説と字幕が舞台横に映し出され内容は理解する事が出来ます。
今回の旅行で、個人として体験した事は「占い」「台北101」「マッサージ」「ヘッドスパ」です。
前回の旅行でも占い横丁に行きましたが、とくに占ってもらう事もなく素通りしてしまいましたが、今回は半世紀以上生きた自分の今後を占ってもらいました。占いなど信じない方ですが、のっけから子どもの性別と人数を当てられ、思わず聞き入ってしまいました。
いくつまで生きるとか、どんなに仲が良い人にもお金は貸してはいけないとか、色々な助言を紙に書いて頂きましたが、ピンク色の薄い包装紙のような紙だったので、帰国後ゴミと間違えられて捨てられてしまったので、詳細についてはうる覚えになってしまいました。残念!!
台北101は台北のラウンドマークタワーで、何が高い所に登って面白いのと思いつつも、会長さんと二人で昼食の時に 飲んだビールの酔い覚ましに行って来ました。
天候は小雨まじりの曇りだったので、室内展望台までで、屋外展望台には行けませんでした。入場口で係りの人が何度も繰り返し屋外展望台には行けない事を言っていたのに、屋外展望台への階段で警備員(?)に烈火のごとく文句を言っていた中国人が取り押さえられて連れて行かれたのが印象に残りました。
案の定、視界も良くなく360度同じような景色に見えましたが、風対策として揺れることによって高層ビルの安全を守るウィンドダンバーは、大きさ重さを考えると、どうやってここに設置したのか不思議で一見の価値あり。
今回も旅の疲れを癒し、リフレッシュする為に、肩首足裏のマッサージとヘッドスパを受けました。
普段から肩はこった事がないと自分では思っていましたが、「こんなにこっているのに感じないなんて幸せねぇ~」と言われました。肩肘張って頑張ってきた(??)ので、慢性的になって感じなくなってしまったのかもしれませんね?足裏マッサージは、涼しげな顔で痛みを堪えながらの方が好きですが、今回のマッサージは痛みもさほど感じず、かといってくすぐったいわけでもなく、もしかして英国式と思うくらいソフトなものでした。それでも、身体は軽くなり、その夜はいつになくグッスリ眠ることが出来ました。
ヘッドスパは最初に30分程ブラシで髪の毛が全部抜けてしまうのではないかと心配になる程とかされ、その後シャンプー&マッサージをして頭皮マッサージ、最後にブローしてセット。
気持ちは良いのですが、帰国してからしばらくの間頭皮が荒れて大変な思いをしました。
今回の研修旅行は今まで最少人数での旅行になりましたが、自由行動日も含めほとんど一緒に行動ができたので、その分いつになくまとまった旅行になりました。
いつもは、時間に追われなかなかスケジュールが合わず、じっくり話し合いをすることがままならないでいた理事の杉山先生とチーフの宮崎さんと三人で今後の構想について話が出来たのも今回の旅行の成果のひとつでした。
鈴木 博士
================茨城県 大洗===============
今回台湾研修旅行に参加出来なかったため、国内ボランティアに参加しました。
参加当日(3月12日)は天候を心配しましたが、風はあるものの晴れていたので良かったです。
取手から車で一時間半程で大洗マリンタワーに近い海岸に到着しました。この付近のアウトレット施設などは津波による浸水の影響を受けている地域でしたが、一年経った今ではほぼ元通りになっているようでした。とても4mの津波があったとは思えませんでした。
そして、ごみ袋を持って海岸へ行き、ごみ拾いを始めました。浜辺は風がかなり強くて大変でしたが、一つ一つごみを拾っていきました。
日ごろからボランティアの人たちが活動しているからなのか想像していたよりもごみは少なかったです。
ごみを拾い終えて、近くにある「かねふく」という明太子工場に立ち寄りました。
はじめて明太子の製造過程を見学しました。
とても工場は清潔感があり、直売店では明太子の試食も出来るので観光には良いと思います。
そして、帰りに「那珂湊おさかな市場」に行きました。震災で2ヶ月位営業出来なかったようですが、今は元と同じように干物や鮮魚を売っていました。
福島原発事故による風評被害の影響などもあり大変だと思いますが、がんばってほしいです。
今までボランティア活動をしたことはなかったので、良い経験になりました。
普段は自宅と職場を往復する毎日なので良いリフレッシュにもなりました。
及川 貴史
大洗海岸クリーン作戦に参加して今年度の海外研修旅行先である「台湾」に参加出来なかったスタッフで、茨城県民として出来る事を震災の被害を受けた大洗に行き復興の手伝いをしてこようと考えて行って来ました。
目標として1つ「海岸のごみを拾い、少しでもきれいな大洗海岸になり観光客を増やし活性化をする事」2つ目「那珂湊お魚市場にて湊でとれた新鮮なお魚を購入し、地元の方との交流をもつこと」
天気に恵まれたものの海岸はものすごく風があり・砂埃がとてもひどかったけれど、みんなでできる限りのごみを拾いきれいにしてくる事が出来ました。
近くのかねふく(めんたいパーク)で、めんたいこ工場も見学し、試食も出来て、更に出来たてのめんたいこの直売所にて、お土産も購入できました。
とてもおいしかったです。たくさんの観光客もいましたが、出入り口には震災の被害状況の写真や水がここまできた!と印がしてあり、とても信じられないほどでした。
那珂湊のお魚市場でおじさんに伺ったら「4mも水が押し寄せて引き波で荷物が海へ流されてしまい、とても再開するのが大変だったよ!」とお話を伺うことが出来ました。
おじさんはみんな元気で、たくさんのお客様と大きな声で接していましたが大変な困難を乗り越えて再開できてこうして新鮮な魚を買う事が出来て本当に良かったと思いました。
短時間での滞在でしたが、行った私たちが元気をもらった気がしました。
茨城県民としてこれからも自分達で出来る事をがんばっぺ!!
佐藤 智恵子
ボランティア活動を行って
平成24年3月12日(月)研修旅行に行けなかったドクターとスタッフ8人で、少しでも復興のお役にたてればと思い、大洗海岸でのゴミ拾いを行って参りました。風が強く、砂が舞う中、発砲スチロールや流木等を拾い持ち帰りました。
その後店内まで津波の影響があった めんたいこ工場「めんたいパーク」で見学、試食、買い物をしました。直売なので新鮮でとても美味しく、家族へのお土産もすごく喜んでくれました。
大洗の震災後の写真が展示されており、町中水に浸り船や車など流されて大変な被害だったと感じました。ですが町中はゴミもなく震災前のきれいな町に戻っていました。
海岸から少し車で走ったところの「森田水産のお食事処」で昼食とし、海の幸、私は特選丼を頂いてまいりました。
身がしまった魚やエビのプリプリ感うにやいくらと新鮮な食材を堪能しました。
食することでも復興へのお手伝いをしたつもりで美味しく頂きました。
次に那珂湊まで足を伸ばし、ここでもお土産を買うことにより、皆さんの生活のお役に立ちたいと思いました。
ここも4mもの津波が来たと聞きました。
ですが、市場の方々の活気のある声と元気な姿に私達の方が、逆に元気づけられました。
これからも私達に出来る「支援」を続けていけたらと思います。
杉山 智美
今回、残念ながら博心会の研修旅行(台湾)に行く事が出来なかった為、行けなかったメンバーで震災後初めて大洗に行く事になりました。まず大洗のビーチに着きみんなでゴミ拾いをしました。
震災直後は大洗サンビーチに4500mにわたり、がれきが積まれていたようですが、今はすでに撤去されていました。
この日は強風とても寒かったですが、みんなで一生懸命頑張りました。
その後「めんたいパーク」に行きました。
ここは「明太子のかねふく」さんの工場兼ショップで工場の見学が出来るようになっています。
試食コーナーもあり、明太子軍艦寿司と明太サンドイッチなど大満足でした。
ここで復興のお手伝い、被災地支援のため、明太子と焼手羽明太をお土産に購入しました。
とても美味しくおススメです。
店に入ると入り口の自動ドアにテープが貼ってありました。
大震災の日に津波がここまで来たとのことで、ここも被害にあったそうです。
中にも震災の被害を伝える為、当日、周辺の様子の写真が飾ってあり津波が発生した時の説明板もありました。
津波で大きいコンテナが流されていたり、かなりの被害がありテレビではあまり報道されませんでしたが茨城県も被災地であることを改めて感じさせられました。
津波の恐ろしさが伝わってきました。
その後、那珂湊のお魚市場に向かいました。ここは4mもの津波の被害にあい店舗の中まで津波が来て復旧に時間がかかったようですが、今はもう沢山のお客さんで賑わい市場の活気が戻ってきてとても良かったです。
これからも「がんばろう日本、がんばろう茨城」
片山 美幸
博心会の研修旅行(台湾)に参加する事が出来なかった為、ボランティアに行く計画を立てました。
茨城県として被害の大きそうだった大洗の状況はどうだっただろうと思い、大洗の地を選びました。
地震が起きる前にも訪れた事のある大洗ですが人が少なくなった様に感じました。海沿いに行き、ゴミ拾いをしました。
ゴミの中には発砲スチロールのかけらやレゴのかけら等もありました。港やアウトレットの方から流れてきた物だと思います。
狭い範囲ではありますが、一生懸命にゴミ拾いをさせていただきました。
お昼には海鮮丼をいただきました。
お店も今では無事に営業していたので安心しました。
那珂湊にも立ち寄り、被害状況を聞く事が出来たのですがお店には4mの津波が来たそうです。
それでも今はお客様がいっぱい来てくれてるようですし、働いてる皆さんも大きな声で笑顔で頑張っていました。
想像をはるかに超える出来事にも関わらず皆さんが頑張っている姿に感動と元気をもらいました。
今回、研修旅行には参加できなかったですがボランティアに参加できたことを感謝します。
荒木 桂子
博心会の研修旅行には参加できなかったので今回大洗のボランティア「がんばっぺ茨城!がんばっぺ博心会!」に 参加させて頂きました。
大洗に行く道路も震災の影響でひびやうねりが残っているところがあり工事をしている場所がありました。
大洗に到着し皆でゴミ拾いをしました。
海の風はかなり強くお天気は良かったのですがとても寒く感じました。
ゴミはお弁当のゴミペットボトルなどが多かった中、小さなレゴのブロックがありました。
津波でアウトレット大洗から流されてきたのかな・・・ただ遊びに来た時に落としていったのかな・・・私の中では落としてしまったと思いたかったです。
次に「めんたいパーク」に行きました。入口に震災の写真と津波の来た場所が印されていました。
「めんたいパーク」の店内が海水につかる被害が出たそうです。
少しでも貢献できるようにお土産を買いました。那珂湊では4mの津波が来たと聞きました。
物凄い恐怖を感じた人達がまた、そこの場所で働き漁をする心の強さを感じました。
ニュースでも茨城県の港の魚は放射能の影響で買ってもらえないと知りとても悲しく思いました。
震災から1年が経ちましたが、まだまだ元どおりになるまでは時間がかかると思いますが、少しでも役に立てるようになりたいと思える、とても良い機会になりました。
「がんばっぺ茨城!がんばっぺ博心会!」に参加する事が出来てとても良かったです。
佐藤 和香子
中央タウンに集合して車2台に分かれて大洗サンビーチに向かいました。まずは、今回の目的のゴミ拾い。
まだ3月なのに海岸にはペットボトル、お弁当のパック、ビニールなどのゴミが思ったより落ちていて残念でした。
次に向かったのは、近くにある「めんたいパーク」。
入り口には浸水した高さに印が付けられていたり、被害にあった風景を写真に納めたものが貼ってあり、1年前の事を思い出しいつまでも忘れてはならない現実だと改めて実感しました。
中に入り工場見学。スケソウダラの生殖・成長の様子が画像や映像で見ることができたり、漁獲風景を見て触れて体験でき仕上げ加工がどのようにされているのかがガラス越しに見ることができました。
見学の後は試食コーナーへ。めんたいこ、めんたいトースト、めんたい軍艦食べることができました。出来たてのめんたいこを使用しているので美味しかったです。
今度はお昼を食べに行きました。ここでも新鮮な海鮮だったのでとても美味しかったです。
最後に向かったのは、那河湊おさかな市場。ここでお魚を買ったり地震の話しを聞きました。
津波は4mの高さまできたそうです。
片岡 理恵
今回は台湾ボランティア組と国内被災地ボランティア組に分かれての行動で、私は国内被災地の方のリーダーを務めました。
ボランティアは大洗海岸でのゴミひろいを中心に行いました。
茨城でも津波の影響で浸水や家屋が流されたり道路が寸断されたりしましたが当時を思い出してみると茨城県の震災報道が少ないと感じていました。
当然他県に比べて被害が小さかったのは事実ですがそれにしても少なかったのではないでしょうか。
茨城県では惨状を全国に発信するメディアが貧弱なようです。
茨城放送、NHK水戸放送局がありますが、茨城放送は全国にネットしていないので全国への発信機能がなく、NHKも福島、仙台、盛岡と同様の放送時間を水戸放送局に割り当てていません。
それに県域民放テレビ局すらないので、災害の悲惨さを全国にアピールする手段もゼロに等しい状態です。
帰りに那珂湊の魚市場に寄ってきました。
ここも4メートルの津波でひどい状態だったようですがすっかり復旧して活気を取り戻していました。
ちなみに大洗町は6人の傷者が出ましたが津波による行方不明者、死亡者はゼロだったとのことです。
ここは台風などによる浸水被害は過去にあったのですが津波の経験は初めてだったようでこのことを考えると犠牲者が出なかったのは不幸中の幸いだったのでしょうね。
最近はひたちなか海浜公園での野外ロックフェスティバルや全国一の利用率の国民宿舎「鵜の岬」など材料もあると思うのでもっと茨城をアピール、イメージアップする必要性を感じたボランティアでした。
中曽根 敏明
5/27(日)笠間工芸の丘にて盲導犬とのボランティアに参加してきました。
手びねり体験にて粘土を捏ね各自いろいろな作品を作成し、お皿やマグカップなど皆さん一生懸命の姿にとても感動いたしました。
その中で印象に残った事は、ご主人様がぐい呑みの器を作り奥様が葉の形をしたお皿を作っておりました。
お声掛けをし、お話しを伺った所2人でお酒を飲む事が楽しみで、奥様の作った料理をその葉の形をしたお皿に載せ作ったぐい呑みでお酒を頂くんです。と笑顔でお話しておりました。
お互いを思いやりゆっくりとスローライフを送れたら一番の幸せです。と言っていた表情が素敵で、貴重な一日を体験して来たなと思いました。
田邉 夏江
目的はボランティアと言う事でしたが、行ってみたら2台の観光バスから、盲導犬を連れた目の不自由な方(ユーザーさん)が一緒に降りて来て、既に動物関係の学校に行かれている学生達がパートナーさんとして付いていて、私達は3人で行ったのですが、あたふたとしているばかりでした。
ユーザーさん達が、各建物で陶芸を始めたのですが、陶芸のお手伝いと言っても陶芸自体もどうやって良いのか良く解らず、ユーザーさんの横でおとなしく待っているおりこうさんな盲導犬を見ているだけで何も出来ませんでした。
その後、オカリナの演奏会が有り、オカリナをユーザーさんと一緒におとなしく聞いている盲導犬は本当におりこうなのだなと思いました。
薄井 芳子
盲導犬使用者さん(ユーザーさん)との交流です。
いろいろ気をつけなければいけない事などがあるとのことで、事前に講習を受けました。
時計の方向で物の位置を知らせる・盲導犬のリードを引っ張らないなどです。
すごく緊張しながら会場に行きました。
手ひねり体験とオカリナコンサートが今回の内容でした。
手ひねり体験とは、陶芸の土を使ってマグカップやお皿が作れる体験です。始め、工房の職員さんが土のこね方・形の作り方を教えてくれました。
ユーザーさん達と作り始めたのですが、みんな初めてでどうしていいかわからず、職員の人に聞きながらなんとかコップを2つ作りました。焼きあがって、ユーザーさんの手元に届くのは1カ月後になります。
オカリナコンサートでは、オカリナのきれいな音がホールに響いてきれいでした。
緊張していたからか、すごく疲れましたが、ボランティアや手ひねりといった貴重な体験が出来ました。
鵜沢 聡子
おわりに
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
私たちは、あなたより心から信頼と満足を得られる歯科医院作りをしています。
そのために一番大切な事は、博心会のスタッフ全員が固い絆を持ち、お互いを思いやり、助け合い、時には叱咤激励し合って診療にあたる事だと思っています。
今回の研修旅行でさらに結束力は増しました。
「こんなメンバーと出会えて嬉しい。」
「ここで働けて本当に良かった。」
博心会のスタッフが、心から感じて幸せになる事。
スタッフが幸せになって初めてあなたを幸せにする事が出来ます。
そして、その環境を作るのが理事の使命だと思っています。
編集後記
博心会が海外研修をはじめて今回が20回目になり、今年から初めて海外研修旅行に残念ながら参加出来ないスタッフにも国内で研修をしてもらおうと、海外組と国内組に分けての旅行となりました。
国内組の研修を考えた時、東日本大震災からちょうど1年経った被災地へのボランティアが浮かびました。
初めは福島への救援を提案しましたが、自分達が生活している茨城県も被災地であり、現状を知りたいとのことで大洗を選らんだようです。
海外組も国内組もそれぞれたくさん見聞を広め、成長をしたものと信じています。
また、次の機会みんなで社会貢献をしたり、自己成長をするためのプランを練ったりしながら強い絆を作れたら嬉しいです。
台湾に行ったら情報
日本では、料金が高くメーターを見ながらハラハラドキドキしながら乗るのは私くらいでしょうか?
そんな私でも台湾では大丈夫初乗りが70台湾ドル(日本円で200円少々)なので、日本でバスに乗る感覚でバスより小回りが利くし場所が判らない所までガイドブックを指させば素早く行ってもらえます。
ただし、気をつけなくてはならない事として、
・自動ドアではありません。(乗り降りは自分で開閉)
・新しい車が多いのですが、古い車はかなりガタがきているので、どうせ乗るなら新しい車に乗りましょう。
・食事時間は出来るだけ避ける。(運転手さんは車内で食事をすることが多く、食事中や食事後だと、車内はソールフードのかなりきつい臭いが充満しています。)
・日本語も英語も通じない事が多いです。
行きたい場所の指示は中国語で書かれた物を見せるのが一番です。
台湾に行ったら、かつてニューヨークタイムズ紙で世界の10大レストランに選ばれたことのある「鼎泰豐(デンタイフォン)」の小籠包は食してみて下さい。
ただし、大変混んでいますが、本店が良いと思います。今回はガイドさんから比較的空いている忠孝分店を薦められて行きましたが、以前行った本店とは全く違うように感じました。
本店は「さすが鼎泰豐!美味さが異次元!」と思いましたが、残念ながらこの程度なら何処でも食べられるような気がしました。
世界各国に支店を持つまでに大きくなると、元の味を継承するのは難しくなるのかもしれません。
街中でトイレをみつけるのは大変です。
小さめなスーパーマーケットや量販店にはトイレはみあたりませんでした。
ホテル・寺院・ファーストフード店を探すか、コンビニで借りるしかないので、用がたせる時に済ませておいた方が良いと思います。
ホテルや大きなショッピングセンターでは日本語も英語もどうにかこうにか通じますが、街中の小さなお店や夜市ではまったく通じず、「手は口ほどにものを言う」手話的な状況です。
「ニーハオ」と「シェーシェー」だけでなく、必要と思われる簡単な中国語は覚えておきましょう。
絶対にお勧めできません。
台湾のドライバーは小路でもかなりのスピードを出しますし、歩行者無視の車優先社会です。
日本で少々運転に自信があったとしても、のろまな邪魔者扱いをされて、かなりの確率で事故に遭うと思います。
くれぐれも楽しい旅行を台無しにしないように!!
編集委員 鈴木 博士